中古車で事故車と聞くとあまり良いイメージはしませんよね、また、ドアをぶつけてしまい修復したので自分の車は事故車だ~とお思いの方も非常に多いです。
そこでもと車屋さんが詳しく、事故車と修復歴の違いや、どうなれば査定の時に修復歴となるのか?などを解説していきたいと思います~。
事故車と修復歴車の違い
先見一般的に事故車と言う表現がありますが、これは事故に遭った事が有るという意味合いが強いようです。
また、修復歴と言うのは、財産の一部の車ですが、その車が流通する中で重要な意味合いが有ります。事故に遭ったと言う意味合いで使われる事故車とは実は全く違う意味なのです!
修復歴の定義
車が流通する中で修復歴がある車は、一般的に評価・査定が下がりその値段が下がります。またその様な車は修復歴車と言われます。
じゃ、どんな損傷を修理すると修復歴が付いてしまうの?となりますよね!
では、お時間のない方の為にスペシャルざっくり説明させて頂きます。
基本的にネジで取り外せる部品の修理は修復歴は付きません!(天井・リアフェンダー除く)
ボルトで取り付けられている部品
前後バンパー・前後ドア、スライドドア・リアゲート・フロントフェンダー・ボンネットなど。
上記部品は損傷し修理をしようが、交換しようが修復歴車とは査定されませんので、これらで査定金額が下がる事はほとんどの場合はありません。
はいこれで、今回の記事の9割は要約できたかと思われます~汗
では、まじめに、、、、、。
・自動車公正取引委員会
・日本自動車査定協会
・日本中古自動車販売商工組合連合会
上記の組織によって、修復歴の定義が定められているそうです!
「交通事故やその災害により、自動車の骨格(フレーム)が損傷し骨格を交換したあるいは損傷した車」
出ましたね~骨格です!フレームです!ご用意いたしました↓↓↓
①クロスメンバー②フレーム(サイドメンバー)③インサイドパネル(フェンダーパネル④コアサポート⑤ダッシュパネル⑥天井⑦フロアーパネル⑧ピラーパネル⑨トランクフロア、バックパネル 各インナーパネル
上記パネルの損傷または交換は事故歴車となります。
補足
天井とピラー、サイドステップ、リアフェンダーは外側のパネルは除く。
ここで補足の部分ですが、ここは非常に難しい部分となりますので、リアフェンダーを例にして説明したいと思います。
リアフェンダー(クォーターパネル)の交換は修復歴になるのか?
では、上記の補足の非常に査定の難しい部分の修復歴の判断の仕方をご説明致します。
ネットなどでも、リアフェンダー(クォーターパネル)の交換は修復歴が付くのか?と言う話題が取り上げられています。
ずばり、、、、、、、ルアフェンダー(クォーターパネル)の交換では、修復歴となりません!!がしかし、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
なる場合が非常に多いです!!!~~~~えっどう言う意味?
では、写真をごらんください~~~~~~~。
上記写真は、リアフェンダを取り外した写真です。また外れた部分に残るグレーのパネルは上記説明のインナーパネルとなります。
リアフェンダーはこのインナーパネルに溶接(記事の車の溶接修理、錆びの原因などもご覧下さい)されています。一体化されているのです!えっ、それが、、、、、。
リアフェンダーはインナーパネルと一体化されており、リアフェンダーを損傷するとインナーパネルに損傷が非常に波及しやすい!はい決まりました。
お分かり頂けたでしょうか?リアフェンダーが凹んだりすると、インナーパネルが、それに押されたり引っ張られたりされ、インナーパネルが損傷してしまうのです。
なので、交換では事故歴が尽きませんが、交換するほどリアフェンダーが損傷していれば、、。
インナーパネルも損傷している場合が多くほとんどが事故歴車になってしまいます。
天井やサイドステップなども同じ構造となりますのでこの場合が多くなります。関連記事の車の(バックパネルの板金、交換の費用と修復歴)
もお読み下さい
事故歴車になれば査定が下がる?
修復歴車は、買取金額に影響を及ぼします。損傷場所、修理後の状態では、20、30、40%OFFも考えられます。
買い取り額が100万円の相場の車も、60万70万80万でしか買い取ってくれなくなります。
損傷が大きかった場合い、などは、やはり誰もが嫌がりますので販売も難しくなりますよって大幅な減額が考えられます。
また、修理工場がいい加減な修理をしていて、パネル同士の隙間などが違ったままになっているや塗装の状態が悪いなどは、プロの買取では一目瞭然となり、場合によっては再修理も考えられますので、買取金額もおのずと安くなります。
なので、修理する板金塗装工場の選定は非常に大事です。記事の後悔しない板金塗装工場の選び方の記事も是非ご覧下さい!
修復歴車の売却時の注意点
修復歴車の売却時の注意点をもと車屋さんがこっそりつぶやきます~
上記解説から実に多くのパターンの修復歴車があります。例えば修復歴があるが綺麗に修理されている、修復歴があり修理されているが修理が悪いなどなど、この辺も買い取り業者によりさまざまな判断になるのです!
なので売却する時の査定の依頼は出来る限り複数の業者に依頼しましょう~
え~でも時間が無いし、、、ではご紹介致しましょう!一回の申し込みでガリバーやユーポス、ビックモーターのどの大手買取業者が訪問査定してくれるサイトがあります。また、訪問の時間も融通がきき、非常に便利です。
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