車のカスタムで外装のカスタムといえば、一般的にエアロパーツの装着ですが、エアロパーツの交換は車のイメーがガラッと変わる為、オリジナリティーを出す方法ではかなり有効な手法となりますが、有る程度の知識が無ければ後で後悔してしまうなどといった事例も少なく有りません。今回は知識が無い方でも分かるエアロパーツの交換方法を解説したいと思います。
目次
エアロパーツとは?
まず、エアロパーツについて解説致します。エアロパーツとは、規定の車種のデザインであるバンパーなどのデザインを変更しイメージを変えてしまう部品です。まずは百聞は一見にしかず下記写真をご覧下さい!!
上記写真はスズキのパレットSWと言う車種になりますが、グリルとバンパーのエアロパーツに交換されています。ちなみにノーマルのパレットSWはこちらです。
違いがお分かり頂けましたでしょうか?バンパーやグリルのデザイン変更で車のイメージをどれだけ変えてしまうのかがお分かり頂けたかと思います。
また、エアロパーツのタイプにも種類があり、上記のエアロパーツはバンパータイプといってフロントバンパー丸々を交換するタイプです。もう一つのタイプはノーマルバンパーの下に取り付ける(上記写真の赤枠の部分)スポイラータイプいう種類があります。
スポイラータイプとバンパータイプのメリットとデメリット
ではここでスポイラータイプとスポイラータイプのメリット・デメリットを解説致します。
スポイラータイプ
メリット・価格がバンパータイプより安い。取り付け工賃費用がバンパータイプより安い。ノーマルに戻しやすい。
デメリット・
バンパータイプに比べ、デザインできる範囲が少ない為大きくイメージを変更することが出来ない。
バンパータイプ
メリット・バンパー全体を変更する為、車両のイメージを大きく変更する事が可能。工賃が掛かるがノーマルバンパーを保管していれば、完全に元のノーマル状態に戻す事が出来る。
デメリット・スポイラータイプに比べ取替え工賃や部品が高額になる。破損した時の修理金額が高額になりやすい。自動車の車高が低くなるデザインが多く同時にホイルや車高の変更をしないとバランスが悪くなる場合が多い。また同時にFOGランプの交換が必要な場合が多く部品代が高額になりやすい。
以上がバンパータイプ・スポイラータイプのメリットデメリットとなります。また、これらは素材にも特徴があります。多くのメーカーはFRPと言う素材を使用していますが、大手自動車メーカー・大手エアロメーカーはABS製が多く、他のエアロパーツメーカーはFRP製が多いようです。
また、車両売却時には、上記改造により売却価格に大きな影響を与える場合も少なく有りませんので、車買取業者も喜ぶカスタム10選を是非ご参考下さい!!
エアロパーツ取り付けに掛かる工賃
ではここで上記エアロパーツの取り付けするには、いったいどれくらいの費用が掛かるの?といった疑問をお持ちに方へ詳しく解説したいと思います。
エアロの部品代金
まずは、部品代金が掛かります。これはメーカーによりさまざまな金額となります。お好きなメーカーのホームページで確認致しましょう!また、基本的には、フロントにエアロパーツを装着したなら、サイドステップ、リアのエアロパーツの同時装着が一般的になります。どうしても一部だけの交換となるとバランスが悪くなり、かっこよくする為のパーツ交換なのに全体のバランスが崩れてしまえば、もともこうも有りませんよね、、、。
エアロのデザインにもよりますが同時に専用のFOGランプも交換になる場合も多くそれだけで、3,4万するなど交換する場合は良く下調べをして下さい!
メーカーのエアロパーツの購入方法
欲しいエアロパーツがあるけどどうやって購入するのとなる方も多いのでは無いでしょうか?
もと車屋さんがこっそりつぶやきます!
結論から言いますと自動車関係のショップならほとんどのお店で取り寄せ可能です。各メーカはお問い合わせのあった業者に対し業務販売価格の設定をしており、問い合わせのあった業者に対しメーカー小売価格の70%~90%ぐらいでの掛け率で販売する場合が多いです。
もちろん個人で直接の販売も可能な場合が多いですが、値引きが無い場合も多いし、大変大きな荷物になる為商品の保管や運搬自体が難しくなりますので、取り付けしてもらう業者からの注文をお勧め致します。
エアロパーツの塗装代金と取り付け工賃
エアロパーツはほとんどの場合、塗装された状態ではなく業者で取り付け車両の色に塗装しなければなりません!その塗装工賃は
バンパータイプの場合
フロントバンパー 約4万
サイドステップ左右 約左右4万
リアバンパー 約4万
取り付け工賃 約3万
合計で15万前後
スポイラータイプの場合
フロントスポイラー 約3万
サイドステップ 約左右4万
リアスポイラー 約3万
取り付け工賃 約2万
合計で12万前後
以上のように部品代もあわせると大変高額になる事がお分かり頂けたかと思います。また、エアロパーツの塗装は必ず下地処理でサフェイサー(液体パテ)で細かな傷、巣穴などの処理を行なっての塗装処理をお願いするようにしてください。極まれに上記の処理を行なわず直接塗装する業者もある様なのでお気をつけ下さい。この処理が無ければ、塗装の密着が悪く、塗装の表面の仕上がりも悪くなります!
まとめ
エアロパーツの装着は同時にホイル・車高ダウン・FOG交換などの作業をしなければ、車全体の良いバランスが得られない為、部品代、取り付け工賃、ホイル、車高調整代金などを考えると大変高額になります!またまた車の売却時にはマイナス査定にも発展する場合もあります。これらの事より、交換はかなりのハードルがあるのをお分かり頂けたと思います。またお勧めはやはり、純正のエアロパーツや純正オプション品のエアロパーツです。ノーマルホイルやノーマル車高にバランスよくマッチし売却時にプラス査定につながる場合も多くお勧めとなります。
では最後まで御付き合い頂き有難う御座います。
安心安全のカーライフをお送り下さい~~~!最後に、、、
ブログランキングに参加しています~
ご協力のポチリ宜しくお願い致します!ペコリ