オートバックスなどにはDIYコーナーがあります。気になる凹みがあるんだよな~とDIYコーナーで簡単ペイント!などのPOPに引かれ傷の修理を挑戦した経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?結果はさまざまだと思いますが、失敗した方や満足な仕上がりが得られなかった方も多いのではないでしょうか?今回はDIYの塗装の失敗例を上げていかにDIYが難しいかの解説をしたいと思います。また、DIYの失敗した場合のデメリットなども解説致します。
車の塗装の失敗例とDIYはお勧めしない理由
では、まずDIYの失敗例をご覧下さい~いや究極の失敗例をご覧下さい~汗
はい。ポルシェの傷、へこみをご自分でTRYされた結果となります~汗
リアフェンダーだけでは有りませ。ほぼ一周です。車両保険は入られていましたが、失敗したら保険を使用したら良いかな?の乗りでご自分で修理されました。
しかし、思うように仕上がらず結局、車両保険を使用され修理させて頂きました~汗。じゃ良かったね~ではすみません、、、、。
そもそも、プロが修理する際に使用するパテや塗料などは、量販店で販売されている商品とは全く別物になるのです!なので、、、、、。
すべて、剥がします~涙。すべて、ふき取ったり、パテなどはサンダーで剥ぎ取ります~涙。お客様の苦労の結晶はすべて、、、。無駄になってしまうのです。
これだけでは有りません、、、。この剥ぎ取る作業はプロでもなかなか時間が掛かる作業の為工賃が掛かります~~~~ええええ^^^^。
缶スプレーなどの商品代金と、それを剥ぎ取る工賃が発生するのです。
これは、まさに
ダブルパンパンチ。いや、時間と労力を考えるとフォーパンチ。
現に今回の場合、この、塗料を剥がす作業は保険では出ず実費負担となりました~涙
プロの世界では、塗装を習得するまでは、毎日たずさわっても、2年ほど掛かります。またポルシェなどの高級車の塗装は4,5年以上のクラスが施工いたします。やはりご自分での塗装は、よほど知識、経験がないと難しいかと思われます。
マスキングが漏れていてガラスやガラスモールなどにも塗装ミストが付着しています。これはラッカーシンナーなどでふき取るしか方法が有りませんが黒い部分がぼけてしまいますので完全に戻すには交換となります~涙。
一般販売されている塗料とプロが使う塗料の違い。
先ほど解説致しました、量販店に並んでいるカンスプレーとプロの使用する塗料の違いをご説明致します。
量販店で販売されている塗料は主にラッカー系の缶ススプレーとなります。
解けているシンナーが蒸発し顔料が固まるタイプとなります。なのでシンナーで拭き取る事が可能です。
また、プロが使用している塗料は主にウレタン塗料で2液タイプとなり硬化剤と塗料を混ぜ科学反応により硬化致します。
なので、全く違うとお分かり頂けるかと思います~。じゃDIY出来ないよね~となりますが、、、ご安心下さい!最近、カンスプレーでこのプロ使用の2液性のクリヤーが販売されているのです。これにはプロもびっくりです~笑
仕上げは、この2液タイプで仕上げする事をお勧め致します。仮に失敗した時なども次に再塗装する場合作業性が良いのです。ラッカースプレーの場合上に塗装すると下の塗装を犯してしまう場合があります。
ウレタン塗装だと、しっかり硬化すればこの可能性は少なくなります。
塗装の失敗のポルシェの再塗装
ではご心配をお掛け致しましたポルシェもこの通りです!!
完璧に仕上がっております~~~。
また、どうしてもご自分でDIYをお考えであれば、バンパーなどの小さな傷、へこみからお試しするのをお勧め致します。
また濃色車の場合は小傷であれば筆塗り(タッチペン)でも充分かと思われます。
淡い色の車は、逆にタッチペンは塗った跡が目立つ場合がありますのでご注意を、、、。
また、傷でご注意して頂きたい事は、コンパウンドで消えない傷か?のご確認は必要です。コンパウンドで取れればラッキーですもんね~。
コンパウンドで取れる傷の見極め方!
ここでもと車屋さんがこっそりつぶやきます、、、、
コンパウンドで取れる傷の簡単な目安は爪で引っかかるかどうかになりますよ!爪で引っかからない場合はボディーに載っている傷となりますので、まずはコンパウンドでお試し下さい!
またまた、今後プロが市販の缶スプレーで何処まで修理出来るかなどの企画も予定しておりますので今後ともよろしくお願い致します~~~。
ブログランキングに参加しています~
ご協力のポチリ宜しくお願い致します!ペコリ